＊芝崎久美子　チェンバリスト　プロフィール＊
東京都出身。
国立音楽大学及び桐朋学園大学古楽器科研究科を卒業。ピアノを小林正一に、チェンバロを有田千代子に師事。
1989年第3回国際古楽コンクール山梨のチェンバロ部門で最高位入賞。第1回栃木「蔵の街」音楽祭賞受賞。
1991年よりオランダのアムステルダム・スウェーリンク音楽院に留学し、グスタフ・レオンハルトに師事。
2001年度文化庁派遣在外芸術研修員としてイタリアに派遣され、ミラノ国際アカデミーなどでさらに研鑽を積む。
国内外の多くの音楽祭や演奏会に出演、1998年からは独自のコンサートシリーズ“音楽の花束”を開催。
ソロCD「優しき嘆き」ほか、さまざまなアンサンブルの録音に参加、多彩な即興演奏による通奏低音は高く評価されている。
東京古典楽器センター、桐朋学園芸術短期大学講師、日本イタリア古楽協会運営委員を務めた。
2013年逝去。