完売
■出演
ロベルタ・マメリ(ソプラノ)
波多野睦美(メゾソプラノ)
西山まりえ(チェンバロ/バロックハープ)
懸田貴嗣(バロック・チェロ)
■日時
12月10日(火)19:00開演 18:30開場
■会場
ルーテル市ヶ谷ホール(東京)
新宿区市谷砂土原町1-1 TEL.03-3260-8621
■チケット
全指定席
一般前売 6500円 当日 7000円
学生3000円(25歳以下/最後列の補助椅子になります。席の指定はできません)
*未就学児入場不可 当日券の有無についてはお問合せください
*学生チケットの取り扱いはダウランド アンド カンパニイのみです
◎座席表/残席情報
*指定席のうち、各列9番の右側に補助椅子が出る可能性があります
9番が列の端でなくなることがありますので席を選ぶ際にご承知おきください
*座席表の更新はリアルタイムより、遅れる場合があります。ご容赦ください
■主催:ダウランド アンド カンパニイ
[演奏者プロフィール]
◎ロベルタ・マメリ (ソプラノ)
ローマ生まれ。ピアチェンツァのニコリーニ音楽院で歌とヴァイオリンを学ぶ。2006年にイタリアの声楽アンサンブル《ラ・ヴェネシアーナ》のソプラノとして初来日し、瑞々しい歌の魅力で客席を虜にした。その後バロックオペラに活動の中心を移し、声と言葉の自在なコントロール、圧倒的な表現力とステージでの存在感を放ち、現在、ヨーロッパの主要な音楽祭、劇場のバロックシーンになくてはならない歌姫として活躍している。
これまでにウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシテ・ド・ラ・ミュジーク、リヨン国立公会堂、フィレンツェのマッジョ音楽堂、バルセロナのリセウ大劇場、トリノのレジオ劇場、ジュネーブのグラン・テアトル、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場、ベルリンのウンター・デン・リンデン歌劇場、ブエノスアイレスのコロン劇場などに出演。
モンテヴェルディ「ポッペア」(タイトルロール)、パーセル「ディドとエネアス」(ベリンダ)、カヴァッリ「カリスト」(ジュノーネ)、ヴィンチ「ディドーネ・アバンドナータ」(タイトルロール)、ヘンデル「アリオダンテ」(ジネーヴラ)「アグリッピナ」(ポッペア)、モーツァルト「フィガロの結婚」(コンテッサ)「ティートの慈悲」(ヴィテッリア)他を演じて喝采を得る。「ポッペア」では「ポッペアにエナメル質の音色と真珠貝のような色彩の美を与えている。息のコントロールに優れ、舞台での存在感が際立つ」(M.ファヴェルツァーニ『オペラ・リベーラ』)と好評を得て、各地の劇場でツアーを行う。日本でも北とぴあ国際音楽祭オペラに複数回出演。
CDは「ポッペアの戴冠」「ウリッセの帰還」「アルテミジア」などに参加。ソロアルバム「RoundM」「Anime Amanti」はディアパゾン・ドール2017受賞。日本国内盤として「アリアンナの嘆き」「ラクリメ・アモローゼ」をリリースしている。
◎波多野睦美(メゾソプラノ)
英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のリュートソングでデビュー。このジャンルの知られざる魅力を紹介して英国の専門誌でも高く評価される。その後「マタイ受難曲」「メサイア」他のバロックの宗教曲やヘンデルのオラトリオのソリストとして、寺神戸亮、鈴木雅明,C.ホグウッド他の指揮する多くのバロックオーケストラと共演。バロックオペラにおいても深い表現力で注目され、モンテヴェルディ「ポッペア」(オッターヴィア)、パーセル「ディドとエネアス」(ディド)などを演じる。
現代音楽の分野では、間宮芳生作品のアメリカ初演、オペラ「ポポイ」、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展2013権代敦彦」、サマーフェスティヴァル2016「ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス」他に出演し、広い世代の作曲家から厚い信頼を得ている。また「歌曲の変容」と題したシリーズを王子ホールで続け、古楽から現代にいたる独自の歌曲レパートリーを探求。
CDは古楽器との共演による数々の作品の他、近年は高橋悠治(作曲/ピアノ)とのソングブック「ねむれない夜」、シューベルト「冬の旅」、栃尾克樹とのトリオによる「風ぐるま」、大萩康司(ギター)との「プラテーロとわたし」(朗読/歌)、北村聡(バンドネオン)との「想いの届く日」など。すべて「レコード芸術」他のレビュー誌で高い評価を得ている。「名曲アルバム」「BSPクラシック倶楽部」「題名のない音楽会」等、放送にも出演。
◎西山まりえ(チェンバロ/バロック・ハープ)
チェンバロとヒストリカル・ハープ2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして数多くのコンサートや録音に参加。毎回歴史上の人物と音楽をテーマにした王子ホール主催「西山まりえの歴女楽」は人気のシリーズ。2021年新日本フィル定期公演「バッハ:ブランデンブルク協奏曲」全曲演奏会に出演。ユトレヒト古楽祭、東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭など国内外の音楽祭にソリストとして招聘される。また「題名のない音楽会」「おんがく交差点」などTV・ラジオへの出演も多い。CDはいずれも「レコード芸術」特選盤や朝日・毎日新聞推薦盤に選ばれ、高く評価されている。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位。武蔵野音楽大学非常勤講師。
◎懸田貴嗣(バロック・チェロ)
東京芸術大学院修了後、ミラノ市立音楽院で学ぶ。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで第1位・聴衆賞を受賞。BCJ、リクレアツィオン・ダルカディア、ラ・ヴェネシアーナのメンバーとして、世界各地の音楽祭に招かれている。これまでエマ・カークビー、ミカラ・ペトリ、エンリコ・オノフリなど多くの著名なソリストと共演。CD「ランゼッティ/チェロ・ソナタ集」で文化庁芸術祭優秀賞受賞。アンサンブル・パルテノペ主宰など活動の幅は益々広がっている。下田国際音楽コンクール審査員、国際古楽コンクール山梨審査員を歴任。クァルテット・オチェーアノとしても「ギロヴェッツ/弦楽四重奏曲作品42」(OMF)を発表。2024年9月「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」をリリース予定。