2025年11月5日(水) 14:00開演

2025年6月23日(月)10:00 発売

ビーゴの海に立つ波よ
〜中世からバロックへ 恋人たちの歌〜

銀の光のようにやわらかく輝く声を生かしてオペラ、宗教曲の分野で活躍する柴山晴美は
2007年にリュート奏者つのだたかしと出会い、古楽のレパートリーを深めてきた。
16世紀スペインの宮廷歌曲、民謡、セファルディの古謡などスペインの古楽をたどり、
2017年にCD「スペインのロマンセ」を発表。
今回のプログラムは、世界で最も古い愛の歌の楽譜、13世紀スペイン・ガリシア地方の
「カンティガス・デ・アミーゴ」に始まり、
深い情感を表現するイタリア・バロックの名曲まで、時を越えて心を揺らす愛の歌を集めて。

■出演
柴山晴美(ソプラノ)
つのだたかし(リュート/ウード)

■PROGRAM
「カンティガス・デ・アミーゴ」より(コダックス/13世紀スペイン)
「カンティガス・デ・サンタマリア」より(アルフォンソ10世編纂/14世紀スペイン)
ああ 輝く月よ/ハエンの3人の娘(作者不詳/16世紀スペイン)
木々は雨を求めて泣く(セファルディ古謡)
悲しみは甘く/死んでしまいたい(モンテヴェルディ/17世紀イタリア)
さあ 眠りなさい/小さな歌が聞こえてくる(メールラ/17世紀イタリア)
ほかの男が暴君のように(サンチェス/17世紀イタリア) 他

*プログラムは演奏者の都合で変更になる場合があります

■日時
11月5日(水)14:00開演 13:30開場

■会場
杉並公会堂 小ホール(東京/杉並区)
杉並区上荻1-23-15 TEL.03-3220-0401
JR中央・総武線/東京メトロ丸の内線「荻窪」駅北口徒歩7分

■チケット
全自由席 一般前売4000円 当日4500円 25歳以下2000円  
*25歳以下チケットは入場時に年齢確認書類をご提示ください
*未就学児の入場はご遠慮ください

1)ダウランド アンド カンパニイ

TEL.042-390-6430(平日10:00-17:30)

ご予約後、チケット送料を含む代金のお振込先をお知らせします
郵便局、銀行経由でお支払いください

2)イープラス
https://eplus.jp/sf/detail/4343900001-P0030001
クレジットカード、コンビニ発券、ペイジー払いが選べます。スマチケあり
https://eplus.jp/sf/guide/service

■主催:アンダンド・ベーネ
■問合せ:ダウランド アンド カンパニイ

■演奏者プロフィール

◎柴山晴美 (ソプラノ)
銀の光のようにやわらかく輝く声を生かし、オペラ、宗教曲、古楽のレパートリーで活躍。
国立音楽大学卒業後、日本オペラ振興会・育成部修了公演『サンドリオン』の妖精役でデビュー。東京文化会館新進演奏家オーディションに合格し、『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』『セビリアの理髪師』等に出演。藤原歌劇団団員。
宗教曲においては『ヨハネ受難曲』『マタイ受難曲』(バッハ)『メサイア』(ヘンデル)等のソリストとして好評を博す。イタリア留学中にはフィレンツェ大聖堂でのミサ礼拝のソロ、アッシジ大聖堂での『レクイエム』(フォーレ)でソロを務めたほか、ミラノを中心にイタリア各地で多くのコンサートに出演した。
近年は古楽のレパートリーを深め、リュート奏者つのだたかしとイタリア、スペインの古楽作品を集めたリサイタルを各地で行う。バロックオペラでは北とぴあ国際音楽祭での『オルフェーオ』(モンテヴェルディ)他に出演し、卓越した装飾の技術と表現力でその存在を強く印象づけた。2017年秋、CD「スペインのロマンセ」を発表。声楽を羽根田宏子、故M.ミネット各氏に師事。

◎つのだたかし(リュート/ウード)
ヨーロッパの古典弦楽器リュート奏者。
本公演では、リュートとその直接の祖先とされるウードを演奏する。
1972年にドイツのケルン音楽大学リュート科を卒業。帰国後はソロに加えて歌手とのアンサンブル公演に力を注ぎ、シェイクスピアの時代のリュートソング、初期オペラの時代のイタリアのマドリガーレなど、16〜17世紀のイギリス、イタリアの声楽曲をを中心としたプログラムで国内外の名歌手と共演。日本、イギリス、ドイツなどでのコンサート、音楽祭に多数出演。
《タブラトゥーラ》《アンサンブル・エクレジア》を主宰、シェイクスピア「十二夜」ほかの舞台や映画音楽の制作、「NHK/BSクラシック倶楽部」「題名のない音楽会」他の放送番組など、リュート音楽の楽しみを幅広く発信。古楽CDレーベル「パルドン」をプロデュースし、ソロ「リュート」のほか、歌手との共作による16-17世紀の歌曲シリーズなどCDを多数発表。YouTubeシリーズ「小さな声で」も好評。