2025年12月16日(火) 19:00開演

2025年7月28日(月)10:00 発売

ロベルタ・マメリ & 波多野睦美
〜イタリアバロックを歌う〜

響きあう声と言葉の豊かな表現力
聴くものを包み込む至福のデュオ 待望の大阪公演!
ヨーロッパのバロックシーンに輝く歌姫ロベルタ・マメリ
古楽から現代作品まで ジャンルを越えて声の世界を追い求める波多野睦美
ふたりが全幅の信頼をおく通奏低音の名手と共に贈るオールバロックプログラム 

■出演
ロベルタ・マメリ(ソプラノ)
波多野睦美(メゾソプラノ)

西山まりえ(チェンバロ/バロック・ハープ)
懸田貴嗣(バロック・チェロ)

■PROGRAM

[Solo_ロベルタ・マメリ]
涙よ どこにいるのか〜オペラ「オルフェオ」より(ロッシ)
恋するヘラクレイトス(ストロッツィ)

ああ、私は倒れてしまう(モンテヴェルディ)他

[Solo_波多野睦美]
さあ、眠りなさい(メールラ)
こうして僕をあざけるのか(フレスコバルディ) 他

[Duo]
ロマネスカ「ああ、最愛の人はどこに」(モンテヴェルディ) 
くちづけ(ストロッツィ)

残酷な距離(ステッファーニ) 他

*プログラムは変更になる場合があります

■日時
12月16日(火)19:00開演 18:30開場

■会場
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール(大阪)
大阪市北区西天満4-15-10 TEL.03-3260-8621

◎最寄駅 JR東西線・北新地駅5分
JR大阪駅10分
阪神大阪梅田駅7分
阪急大阪梅田駅12分
地下鉄御堂筋線・梅田駅8分
地下鉄谷町線・東梅田駅6分
地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅8分
京阪中之島線・大江橋駅7分

https://phoenixhall.jp/access/

■チケット 全指定席
一般前売 S席 7,000円(ホール友の会会員6,300円)
一般前売 S席ペア割引(2枚13,500円) 隣り合った席でなくてOK
一般前売 A席 6,500円(ホール友の会会員6,000円)
学生(U 25)3,000円(限定数) 1階I(アイ)列

S席とA席の区分は座席表をご覧ください

*座席表の更新はできるだけ頻繁に行いますが、リアルタイムではない場合があります。
更新時間をご確認ください

*ペア割引と学生券はダウランド アンド カンパニイのみ取り扱い

*ホール友の会割引はホールチケットセンターのみ取り扱い

*一般当日券は各500円UP。発行の有無についてはお問合せください

*学生券は入場時に年齢を確認できる証明書をご提示ください。未就学児は入場できません

■ご予約:*7月28日(月)10:00 発売開始
1)ダウランド アンド カンパニイ
*すべてのチケットを取り扱い(友の会割引を除く)

TEL.042-390-6430(平日10-17時)

ご予約後、チケット送料を含む代金のお振込先をお知らせします
郵便局、銀行経由でお支払いください
*2025年12月8日まで普通郵便送料110円無料サービス

*座席表をご確認の上、 お客様情報の注文メモに第2希望まで書いてください

2)チケットぴあ
*一般席のみ取り扱い
WEB. http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2524889   Pコード 303595

3)ザ・フェニックスホールチケットセンター
*一般席のみ取り扱い TEL. 06-6363-7999(平日10-17時/土日祝日休業)
WEB. https://phoenixhall.jp  

■協賛:あいおいニッセイ同和損保/あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
■協力:voice lab LILIKOI
■主催:ダウランド アンド カンパニイ

■演奏者プロフィール

◎ロベルタ・マメリ (ソプラノ)
ローマ生まれ。ピアチェンツァのニコリーニ音楽院で歌とヴァイオリンを学ぶ。2006年にイタリアの声楽アンサンブル《ラ・ヴェネシアーナ》のソプラノとして初来日し、瑞々しい歌の魅力で客席を虜にした。その後バロックオペラに活動の中心を移し、声と言葉の自在なコントロール、圧倒的な表現力とステージングで、現在、ヨーロッパの主要な音楽祭、劇場のバロックシーンになくてはならない存在として活躍している。
これまでにウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシテ・ド・ラ・ミュジーク、リヨン・オーディトリアム、バルセロナのリセウ大劇場、フィレンツェのマッジョ音楽堂、トリノのレジオ劇場、ジュネーブのグラン・テアトル、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場、ベルリンのウンター・デン・リンデン歌劇場、ブエノスアイレスのコロン劇場などに出演。
モンテヴェルディ「ポッペア」(タイトルロール)、パーセル「ディドとエネアス」(ベリンダ)、カヴァッリ「カリスト」(ジュノーネ)、ヴィンチ「ディドーネ・アバンドナータ」(タイトルロール)、ヘンデル「アリオダンテ」(ジネーヴラ)「アグリッピナ」(ポッペア)、モーツァルト「フィガロの結婚」(コンテッサ)「ティートの慈悲」(ヴィテッリア)他を演じて喝采を得る。「ポッペア」では「ポッペアにエナメル質の音色と真珠貝のような色彩の美を与えている。息のコントロールに優れ、舞台での存在感が際立つ」(M.ファヴェルツァーニ『オペラ・リベーラ』)と好評を得て、各地の劇場でツアーを行う。日本でも北とぴあ国際音楽祭オペラで好演している。
CDは「ポッペアの戴冠」「ウリッセの帰還」「アルテミジア」「歌劇リナルド」などに参加。ソロアルバム「RoundM」「Anime Amanti」(ディアパゾン・ドール2017受賞)。最新作は「ハムレットの亡霊〜失われた18世紀イタリア歌劇の残照を求めて」。日本国内盤として「アリアンナの嘆き」(波多野睦美とのデュオを含む)「ラクリメ・アモローゼ」の2枚をリリースしている(共演:つのだたかし)。

◎波多野睦美(メゾソプラノ)
英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のリュートソングでデビュー。このジャンルの知られざる魅力を紹介して英国の専門誌でも高く評価される。その後「マタイ受難曲」「メサイア」他のバロックの宗教曲やヘンデルのオラトリオのソリストとして、寺神戸亮、鈴木雅明,C.ホグウッド他の指揮する多くのバロックオーケストラと共演。バロックオペラにおいても深い表現力で注目され、モンテヴェルディ「ポッペア」(オッターヴィア)、パーセル「ディドとエネアス」(ディド)などを演じる。
現代音楽の分野では、間宮芳生作品のアメリカ初演、オペラ「ポポイ」、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展2013権代敦彦」、サマーフェスティヴァル2016「ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス」他に出演し、広い世代の作曲家から厚い信頼を得ている。また「歌曲の変容」と題したシリーズを王子ホールで続け、古楽から現代にいたる独自の歌曲レパートリーを探求。
CDは古楽器との共演による数々の作品の他、近年は高橋悠治(作曲/ピアノ)とのソングブック「ねむれない夜」、シューベルト「冬の旅」、栃尾克樹とのトリオによる「風ぐるま」、大萩康司(ギター)との「プラテーロとわたし」(朗読/歌)、北村聡(バンドネオン)との「想いの届く日」など。すべて「レコード芸術」他のレビュー誌で高い評価を得ている。NHK「名曲アルバム」「BSクラシック倶楽部」テレビ朝日「題名のない音楽会」等、放送にも出演。2025年秋には大萩康司とのCD最新作「時_Die Zeit」をリリース。

◎西山まりえ(チェンバロ/バロック・ハープ)
チェンバロとヒストリカル・ハープ2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして数多くのコンサートや録音に参加。毎回歴史上の人物と音楽をテーマにした王子ホール主催「西山まりえの歴女楽」は人気のシリーズ。2021年新日本フィル定期公演「バッハ:ブランデンブルク協奏曲」全曲演奏会に出演。ユトレヒト古楽祭、東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭など国内外の音楽祭にソリストとして招聘される。また「題名のない音楽会」「おんがく交差点」などTV・ラジオへの出演も多い。CDはいずれも「レコード芸術」特選盤や朝日・毎日新聞推薦盤に選ばれ、高く評価されている。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位。日本ハープ協会理事。武蔵野音楽大学非常勤講師。

◎懸田貴嗣(バロック・チェロ) 
東京芸術大学院修了後、ミラノ市立音楽院で学ぶ。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで第1位・聴衆賞を受賞。BCJ、リクレアツィオン・ダルカディア、ラ・ヴェネシアーナのメンバーとして、世界各地の音楽祭に招かれている。これまでエマ・カークビー、ミカラ・ペトリ、エンリコ・オノフリなど多くの著名なソリストと共演。CD「ランゼッティ/チェロ・ソナタ集」で文化庁芸術祭優秀賞受賞。アンサンブル・パルテノペ主宰など活動の幅は益々広がっている。下田国際音楽コンクール審査員、国際古楽コンクール山梨審査員を歴任。クァルテット・オチェーアノとしても「ギロヴェッツ/弦楽四重奏曲作品42」(OMF)を発表。最新作「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」も多くのメディアで高く評価された。